【良くなる!伸びる!】俳優の演技力が高くなる人の特徴5選!【ランキング】

ステップ2:演技を学ぶ

・演技力を高めたいけど、効率的にやりたい
・なんかあの人は吸収力が高いな…。演技の才能があるのかな

って悩んでいる人の為に、演出やワークショップ、共演を含めて俳優・女優で実際に食べている人を1000人以上見てきた私が演技力が伸びている人の特徴を厳選してランキング形式でまとめてみました!

なのでこの記事を読めば・・・

・マネするだけで演技力が伸びる
・どんな演技にも使える意識の根底が変わる

から、演技が楽しくなって俳優で生きていく事がもっと楽しくなるハズ…!!

この記事の信用性

☑筆者自身が、過去に都内某大手劇団でプロデューサーとして活動歴あり
☑自身のプロデュース公演で年間に50社以上の事務所担当者とやりとりを行う
☑実際にキャスティングした俳優や女優から事務所の生の声を聞いている

第5位:とにかく本を読み続けられる人

実はこのブログをYouTubeや今流行りの動画などで発信しなかった理由にも大きく関わるのですが

一度でも演劇に携わった人なら必ず避けては通れないのが脚本解釈能力。

かみ砕いて言うと、国語の授業の時

「この時のA君の気持ちって作者はどういう意図で書いていると思いますか?」

って言う、アレです。

完全即興の芝居はさておき、9割以上の演劇は台本がありますよね。

というかむしろ私はこれまで100を超える舞台に出演しましたが、
完全に即興だけの芝居なんてしたことがありません。

要は活字をとにかく読んで解釈能力も自然と上がるような読者にちゃんとメリットのある発信がしたかったんです。

日本語の読めない日本人が増えている

国立教育政策研究所がおこなっている、PISA検査では日本人の読解力の順位が、前回2015年の8位(516点)から15位(504点)に下がったと報じました。

ニュースのコメント欄やSNSを見ていると1日に1度は「日本語の読めない日本人」というようなコメントを目にします。

一口に読解力と言っても、
文章を読み解く力だけではなくて対人関係においても大きく影響します。

例えば、

3歳のこどもが公園で遊んでいて転んでしまって「大丈夫?」って聞いて「大丈夫!」と元気よく返答されたから”大きなケガなどはしていないだろうな”と安心することと、精神的に追い詰められて弱っている友人に「大丈夫?」と聞いて「大丈夫」と返答が来て同じ解釈にはならないですよね。

演技においても同じことが言えるのですが、皆で一つの作品をつくる為に演出家がいて、

演出家の意図を汲み取れない俳優はハッキリ言って出来ない役者なんです。

だからこそ本を読むだけで差がつく

ベロを突き出した写真で有名な天才理論物学者のアインシュタインはこのように言っています。

If you want your children to be intelligent, read them fairy tales. If you want them to be more intelligent, read them more fairy tales.

子どもに賢くなってほしいと思うなら、物語を読ませなさい。もっと賢くなってほしいと思うなら、もっと物語を読ませなさい。

アルベルト・アインシュタイン

とにかく活字の本を読みこんで、次のステップはその本を要約(一言で表す)するという事を続けていられる人はそんな解釈あったんだ!って圧倒されるような演技をする共通点があります。

詳しい台本の読み方の記事はこちらからどうぞ。

第4位:他人とは変わったような人生経験が豊富な人

表現は様々ですが俳優の面白いところって、その役の人生を生きる事が出来るところだと思っています。極端に言うと現代にタイムスリップしてきたお侍とかどういう反応になるんだろうとかワクワクしますよね。

生まれて初めて見る高いビルや機械の音に香水の匂い、行き交う人々の姿…。

すべてが強烈に新鮮で脳が考える事をやめそうだなって思っちゃいそうです。
では、たとえばその役があなたにまわってきたらと仮定しても、そんな経験到底できませんよね。

では、その役に近づく為に役作りを行う為に自分の経験をもとに、おどろいた時の感情や膨大な情報が一気に入ってきて思考停止する感覚や表情を思い出せる人と想像のみな人と2人いたとして、前者の方が圧倒的に有利なんです。

なぜならそこにリアリティがあるからです。

だからこそ、俳優を目指す人間は失敗してもいいからとにかくなんでも好奇心を持って行動をして色んな経験をしている事が大事といえます。

第3位:質問の質が高い人

第5位の項目で紹介した読解力にも通ずるところがあるのですが、例えば
「エキストラの仕事って受けた方が良いですか?」

って質問を実際に受けた事があります。回答としては、正直「はい。」としか答えられません。

意図としては現場に慣れる事や実績を増やす為にも行動して損する事はないと考えるからです。

ただ、結果としてその方はまだ未経験者で、

劇団の舞台オーディションに一発目から受けてみるのか自分に実績が無いからまずはエキストラで現場に触れて次の機会に舞台のオーディションに応募するのが良いのかを知りたいという質問でした。

その場合だったら回答がまた変わっていた可能性って充分に考えられますよね。

こと演技に関しても同じ事が言えて、「演技がうまくなるにはどうすれば良いですか?」と非常にオープンな質問をする人よりも「今のシーンの〇〇ってセリフの感情がいまいち自分の中に落ちていなくて、こういう解釈をしているのですがどうすれば上手く落ちますか?」って質問だとピンポイントで回答を渡せる可能性がぐんと上がりますよね。

どんどん伸びる人は全員この質問力が高い傾向にあります。

第2位:人に評価される事が好きな人

あえてハッキリと言うと、”演技で食べていきたい”というのはエゴです。
というのも、どんなに感動を与える舞台を作ったとしても演技で人のお腹が満たされる事はありません。

その演技を見ることでお金が増えますよ!なんて映画や舞台もありませんよね。
それでもお金を払ってファンが見てくれるのは、あなたの演技で心を満たしたいからです。

俳優なんて人に見られるお仕事ですし、舞台のカーテンコールの時のお客様の拍手を知ってしまうともうたまらない快感ですよね。

自分のファンがたくさん見に来てくれている舞台だったらなおさらです。
ファンの作り方の記事はこちら

そこに従順で良いと私は思っています。
ある種の承認欲求の塊のような欲望が自分のやる気とつながる人は、他人よりももっと頑張ります。
もっと練習します。ただ、気を付けなければならないのはそれで自分がうまくなった!というような間違った方向にいくのはNGですね。

あくまで、もっと見てほしい!だから自分を磨く!というポジティブな思考の人は良い俳優さんに多いです。

第1位:俳優を目指す理由が明確な人

正直これはすべての職業や部活などにも言える事かと思います。
モチベーションにもつながりますし、くじけそうになった時の支えにもなります。

例えば
・なんとなくモテそうだから俳優を目指す
・小さいころから大きな舞台を見て憧れて、何としてでも出演する側になる為俳優を目指す

どちらが困難にあたった時に粘り強く頑張れるかは明白ですよね。
もしもあなたがモテたいからはじめたって理由だったとしても、それは肉付けできます。

カーテンコールでの拍手の雨にもう一度本気で取り組んでみたいと思ったから
エキストラで自分が少しだけ映っていて次はセリフが欲しいと思ったから

群を抜いてうまくなった私の友人は、俳優を目指す理由という事で俳優ノート一冊にびっしりと明確な理由を書いていました。同時に、ここまでの熱量があったら上達するのも当然のことだなと圧倒されてしまった事があります。あえてアナログで書き出してみるのが秘訣ですよ。

まとめ

今回は演技力がどんどん高くなる人の特徴を5選ランキング形式で挙げてみました。

正直、才能がある人はたくさんいるのに埋もれてしまって日の目をみない俳優さんがたくさんいるのが日本の芸能界の現状です。

そんな事も変えてしまうくらいの演技をあなたの1ファンとして見させてくださいね。
他にも役立つ記事を書いているので、よかったら見ていってください。

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